千葉県の君津市内を縫うように流れる「小糸川」。子供の頃に遊んだ小糸川は君津市民にとって思い出深い場所であります。 しかし、残念ながら現在の小糸川は竹が生い茂り、川面を眺められる場所は多くありません。
令和元年の房総半島台風で、小糸地区では川の氾濫や倒木が電線にかかるなどの被害を受けました。地区のなかにはいまだに倒木の恐れのあるスギやケヤキ、田地へ影を落とす竹林が50年以上放置された状態にあります。
私たち「こいとのきこり隊」は、このような被害を最小限にするため、小糸地区の住民がチカラを合わせて竹を伐採し、ここに川べりを眺めつつ散歩できる遊歩道を作る活動を行っています。
伐採した竹は粉砕して土壌改良や食用パウダーとして商品化にもチャレンジ。さらに、私たちの活動を林業体験アクティビティとして地域外からひろく参加者を集め、小糸の自然や林業の楽しさを体感していただき、関係人口の創出や移住・定住にもつなげていきたいと願っています。
安全講習を受けた指導者の下で、小糸川沿いに生い茂る竹をチェーンソーで伐採します。
竹炭等に使用できない不要な竹は粉砕機にかけ、粉状(チップ)に粉砕していきます。
粉砕したチップを敷き詰め、不要な雑草を摘み、遊歩道として整備します。
私たちの活動にお手伝いいただける林業ボランティアを常時募集しています。運んだり、掃除したり、敷き詰めたりなど、女性や子供でもやれることはたくさんあります。
家族みんなで汗をながして、キレイになった遊歩道を眺めるのは達成感ありますよ。君津市小糸地区の方はもちろん、林業体験に興味のある都市圏の方も大歓迎です。